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アルミ製品

アルミニウムの呼称記号

@ A B C
A 1050 P H14

@材料記号を表す

Aとはアルミニウム及びアルミニウム合金であることを表します。

A合金記号を表し、1桁目は主要添加元素により1〜8に大別され、次のように表されます。

1 純アルミニウム
2 Al-Cu系合金
3 Al-Mn系合金
4 Al-Si系合金
5 Al-Mg系合金
6 Al-Mg-Si系合金
7 Al-Zn-Mg系合金
8 上記以外の系統合金

2桁目は、0〜9の数字が使われますが、0は基本合金を、また1〜9は改良合金、 派生合金を
表します。 純アルミニウムの場合に限り0は不純物について特別の 規制のないことを示し、
1〜9は1種類または それ以上の不純物について特別 規制のあることを示します。

3.4桁目は純アルミニウムの場合には、アルミニウムの純度を小数点以下2桁で示します。

アルミニウムの特徴

1. 比重
 アルミニウムは比重が銅の約1/3程度であり、軽量化と同時にコストダウンという観点からも
 注目を浴びている。
2. 耐食性
 大気中で耐食性の良い酸化被膜が形成され、アルミニウム自身が自己防護するので
 優れた耐食性を有する。
3. 加工性
 展延性が優れており、様々な形状に仕上げる事が出来る。成形加工や切削加工なども
 容易であることから、形状面では設計の自由度が高まる。
4. 導電率
 アルミニウムは銅の60%程度の導電率を有しており、電気・電子部品としても用いられる。
 比重計算すると、銅の半分程度の重さのアルミニウムを利用して銅と同じ電流を流す事が可能。
5. 熱伝導
 ご存知の通り、アルミニウムは熱を伝えやすい性質を有しているため、熱交換器や
 エンジン部品などに利用されている。
6. 表面処理
 アルマイト処理(無色透明な酸化被膜)により、耐食性や耐摩耗性を向上させることができる。
 また、表面に特殊な処理を施す事で電気めっきが可能であり、錫やニッケルめっきをすることで
 電気、電子部品への利用が可能。
7. 強度
 合金の種類や質別によって強度の調整が可能であり、用途に応じて選定できる。

アルミの形材

■アルミ形材の企画、構成から開発まで

アルミ形材の金型設計⇒製品⇒切断⇒曲げ加工⇒溶接⇒表面処理および塗装
表面処理 : バフ研磨、ヘヤライン、化学研磨、染色、アルマイト、ショットブラスト、他
塗   装 : ウレタン塗装、フッ素塗装、セラミック塗装、他

■製品形状のご提案 (押出形状の難しい製品)
■溶接によるコスト削減のご提案
■形材の曲げ加工のご提案
■海外で完成品までの生産のご提案
■アルミ形材の加工全般についてのご提案

※新規考案される予定の製品は勿論のこと、現在製作中の製品に改良を ご検討される場合は、
  是非ご相談下さい

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